今年30回目を迎えた、山梨県清里で行なわれている環境教育の全国大会「清里ミーティング」。
国内外の、NPOや行政、大学などさまざまなセクターで環境教育に関わる人たち200名が集い、
想いをともにする仲間とともに環境教育について語らったり、情報を共有したりする濃い3日間です。
昨年の実施に引き続き、今年もワークショップを実施してまいりました!
題して・・・「祝30周年☆清里ミーティングにまつわるコピーを作る」。
私高瀬自身も参加者であり、参加者がプログラムを実施しあうのがこの清里ミーティングスタイル。
10分プレゼンだったり、80分ワークショップ、160分ワークショップなど、
複数の会場で同時にいくつものプログラムが進行します。
いくつもあるワークショップのなかから、キャッチコピーに興味を持ってくださった方が
当ワークショップに参加いただきました。とってもありがたいことです。
160分間あるとはいえ、キャッチコピーとボディコピー(本文)を作るというワークをするまでがゴール!
キャッチコピーとはそもそも何か?どのように考えてつけるのか?といったミニレクチャーもしつつ、
「もし来年、清里ミーティングの広告を出すとしたら?」という設定の下、
皆でキャッチコピーを考えるためのグループワークと個人ワークを行ないました。
今回は、キープ協会のインタープリターである川村悦子さんに特別ゲストとして登場いただきました。
というのも、川村さんはかつてコピーライターだったのです!
プロがコピーをつけるときにどのように考えているのか?どのような心持ちなのか?など経験談を参考に
ワークショップ参加者はキャッチコピーのネタを探っていきました。
「広告を作るには、等身大の自分をさらけ出すくらいの度胸が必要」
「広告は発信者から受け手に向けて作られるものだが、一方発信者自身の内側に向けて発しているものでもある」
コピーは書き手というフィルターを必ず通るもの。どうしてもコピーには書き手のカラーが表れます。
けれど、川村さんは、個性が滲むどころか、自分をさらけ出す!という気持ちの大切さを教えてくださいました。
私高瀬にとっても非常に刺激になりましたし、きっと参加者の方々にも響いたはずです。
普段のキャッチコピー講座とはまた一味違うワークショップでしたが、
参加してくださった皆さんが、少しでもコピーというものに対して
興味や関心を深めてくださったならうれしい限りです!
※来年の話をすると鬼が笑うようですが…
次回の清里ミーティングは、2017年11月18日〜20日開催です。