神奈川県青少年センターの研修を担当しました。

March 5, 2017

 

2月21日(火)横浜市西区にある神奈川県青少年センターの研修に講師として呼んでいただき、
コピーライティングに関する丸一日のワークショップ〈講義&ワーク〉を行ないました。

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平成28年度青少年関係行政職員フォローアップセミナー
企画と広報につよくなる3つの視点
第2回 言葉をみがく

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高瀬個人が通常実施している丸一日講座の内容をアレンジして行ったのですが、
参加者が30名ということで、個人ではなかなか実施し得ない人数。
いつもとまた違う規模に、大変実施しがいがありました。

集まった方々は、神奈川県各地の青少年施設の職員だったり、図書館職員だったり。
普段携わっている企画や施設のテーマもさまざま。

いじめ相談、子どもキャンプ、教員向け作文指導講座、などなど。
 

この講座は「マーケティング」「コピーライティング」「デザイン」の三本立ての一コマ。
事前にこの講座の担当者の方とのやり取りの中で出てきていたのは、
 やはり現場は忙しい
 チラシを作り替えたくても、どのようにアプローチすればいいのか分からない
 結局、昨年のチラシのフォーマットを日時など最低限差替えてそのまま使用している

ということでした。

 

だから、全3回講座のコピーは、
「企画とチラシの使いまわしは、もうしません。」
担当者の方が考えてくださいました。当事者にはちゃんと刺さるコピーだと思います。

(実際のこれだけの方が参加してくださっている訳ですから)

なお、行政施設のチラシは、圧倒的に「モノクロ」。
予算によるものか慣習によるのかわかりませんが、専らカラーペーパーに白黒印刷が主流。
まれにカラー刷り・コート紙のチラシを持参している方がいると、
「カラーなんですね!」という羨望のまなざしが!
(ちなみに10年前のキープ協会でも、カラーペーパーにせっせと輪転機で印刷したものです。
 いまはオンデマンドの方が安いしカラーだし、ということで外注化が進んでいるそう)
モノクロこそ言葉の責任は重大、ではないかと個人的には思うところです。

午前中はコピーライティングの“考え方”を講義で学びます。
ありがたいことに、皆さん非常に熱心!
実際の広告を題材にしたミニワークでも和気藹々とした雰囲気で取り組んでくださいました。

 

 

そして、午後はいよいよコピーを作るためのグループワーク。
高瀬がこのようなワークを行なう際に大切にしているのは、
『研修のための作業にしないこと』

研修の題材として全員が同じテーマを扱い練習するという手もありますが、
たしかに学びになりますし、皆で共有もしやすい一方、
実際の自分の企画やチラシについては後日現場で取り組まなくてはなりません。

現場に戻れば、ただでさえいろいろ業務に追われているもの。
研修で習ったことを活かして、改めてチラシに取り組む、なんてパワーは出ません…

ということも十分ありえます。
もちろんこの先、慌ただしい日常でも研修の学びを活かしていただきたいのですが、
まずは第一歩を研修で踏んで「効果を実感してほしい」という訳です。

そもそも自分の企画となれば、本気度も変わってきます。

ということで、この研修では自分の担当する企画や施設のチラシを持参してもらい、
それを題材にコピーライティングのワークを行ないました。

ただし、この手法だと、自分の企画のことは原則皆は知らないというのが難点。
はじめに、企画の内容、どういうことを伝えたいのか、説明をし、
それを受けてグループのメンバーは、感じたこと・考えたことを伝えていきます。
つまり、グループのメンバーの意見はある意味、一般人(例えば来館者)と同じ視点
一人あたり20分という限られた時間の中で、集中して意見を出し合いました。

 

 文字が多すぎでは?
 おもて面のタイトルや文章より、裏面の説明書きが一番わかりすい!
 これって誰が対象なんですか?
 指導っていい方が堅い、上から目線に感じる。
 子ども向けの企画でも、チラシを読むのは大人では?


言われれば納得、けれど自分ではなぜだか気づかないポイント、というものがあります。
一生懸命に“客観性”を持って自分の企画を眺めているつもりでも、
やはり本当の他者にはかなわない部分があります。
その部分をグループワークで顕在化させる、というのが目的。
短い時間ですが、この研修を受ける前にはなかった気づきがあったのではないでしょうか。

最後に、個人ワークの時間ををとって、
みんなからもらったヒントを元に、キャッチコピーと200字程度のリード文を完成させます。
講義を受けたからといって、誰もが即書けるとは正直思ってはいません。
時間も30分程度なので、思ったように書けないことも重々承知しています。
それでも一旦完成させる。それが大切。皆さんのものすごい集中力が発揮された瞬間でした。

最後は少し無理があるかなと思いましたが、30人分作ったコピーを発表!
やはり、行政の皆さま、、、堅さは否めない。。。
でも懸命に今までとは違う脳みそを使って考えていただきました!
今日はまだコピー修行第1日目。この先の広報に少しでも活かされるなら幸いです。

自主講座でもほとんど同様に実施していますが、今回このような機会をいただき、

大勢の行政関係の皆さまにコピーライティングの講座、

それも丸一日実施させていただいたことは本当に有り難い限りです。

キャッチーな広報文を書ける行政パーソンがもっともっと増えることを願っています。

 

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